わぉ!は昨年から箕面わぉ!、豊中わぉ!、土曜わぉ!のそれぞれのクラスごとに、子どもたちがいちから考え、プロデュースする『子どもイベント』を開催しています。
今年は、『1円めいろ』『探検おばけの家』『巨大てづくりドッヂボール』の三つのイベントを開催しました。
子どもイベントの話し合いを行う子どもひろばの時間は、子どもたちだけで進めていきます。
わぉ!は現在4歳の子からいますが、そんな幼児の子たちも意見が出せるよう、小学生はいろいろ考えながら、ひとつひとつ決めていきます。
これがイベントに向け、全員の気持ちがひとつになり、高まっていく、大事なポイントです。
「私の意見も入っている!」幼児の子は上の子たちが意見を聞いてもらえたことで、嬉しく、表情も明るくなります。
小学生は丁寧に進めていくことで、自然と幼児たちの気持ちが理解できるようになり、徐々に幼児の子たちが愛おしくなってきます。
大人が計算した時間で進めていくのではなく、子どものペースで進めていくことで、時間配分や手際もわかってきます。
そして何より、子どもの価値観で進めていく話し合いは、どこにもない、新鮮で面白いアイデアが次々に生まれる時間てです。
次回は3月の劇づくりです。
子どもたちが全員ひとつ以上のテーマを出し、全部のテーマが揃うと、投票をおこない、その年のテーマが決定します。
台本をつくるのも、子どもたち。
箕面わぉ!が考えたストーリーを、豊中わぉ!が引継ぎ、考え、続きを土曜わぉ!が考え、また箕面ひろばに戻ってくるという、リレー方式の台本づくりを行ないます。
自分の意見、自分たちの意見が、新たな形となり戻ってくるストーリー。
それを受け、また考える。
予想できない新たなストーリーを次は自分たちがどう調理するのか。
これが子どもたちの大きな力となります。
自分たちの価値観だけに捉われず、新たな価値観を知ることで、視野は大きく広がり、新たなことを生み出す力がつきます。
発想の転換力、新たなものを生み出す力は、子どもたちが社会に出てから、必ず役立つ力です。
そして、それを自分一人で創るのではなく、異年齢の仲間と一緒に創っていく環境があるといことが、わぉ!の大きな魅力だと考えています。