先日、池田市の五月山教会幼稚園さんにて、陶芸体験を開催させていただきました。
陶芸体験をするのは年長さん。元気いっぱいに「おはようございます！」「きょうはよろしくおねがいします。」とお部屋へ続々と入ってきてくれました。
まずは、講師の和さんから作り方のおはなしを聞きます。みんな真剣に和さんを見つめ耳を傾けていました。
和さんの手で、丸い『土』があれよあれよと形をかえ、器やお皿へと変わる様子に少し驚いている様子でもありました。
さぁ！ここからがみんなの出番です！1人ずつ配られた『土』を前にうれしさ全開に目をキラキラさせています。
「では、はじめましょう！！」との講師の和さんからの声かけに、一気に制作モードへと切り替わり、目の前の『土』に集中です。
「つめたーい」「かたーい」という声があちらこちらから聞こえてきました。同じテーブルのお友だちと一緒に、土の感触を確かめている姿もよくみられました。
今回は、幼稚園でのこと・自分のことを思いながら、一人一つ『器または皿』制作する、という目標をもとに取り組んでいただきました。
「○○をいれるんだー！」「こんな形がいいなぁ～」と、それぞれが思い思いに作品づくりと向き合っている様子でした。
先生からも、みんながとても楽しみにこの日を迎えたということも伺いました。
作品が完成すると、嬉しそうに自分の作品を眺める子、作品についての思いを話してくれる子、いろんなお友だちの作品をまじまじと見る子。それぞれに満たされた様子がうかがえました。
４色の色見本から、焼き上がりの色も各自選びました。心に決めていた！といわんばかりにすぐに決まる子もいれば、悩みに悩んで･･･という子もいました。
「○○を入れるなら何色がいいよ！」とみんなのアドバイスを受け、満を持して決定をした子もいました。
１人１人熱量をもって作品づくりをしている姿がとても素敵でした。
和さんから、この後の工程を聞き、さらに驚き、興味深く話を聞き、できあがりのワクワク感がより増したようでした。
『陶芸』を通して、ただつくりあげるということだけでなく、子どもたちの『自分自身を感じる心』、また『友だちを感じる心』の成長の一助となればうれしい限りです。
素焼きから本焼きと、完成まで約1ヶ月。
どんなできあがりになるか待ち遠しいですね。
みなさんの素敵な思い出の品となりますように。
池田五月山教会幼稚園さん、年長組のみなさん、ありがとうございました。
