先日、豊中市のあけぼの幼稚園さんにて、陶芸体験を開催させていただきました。
あけぼの幼稚園さんは『遊びの中からの学び』をとても大切にされている園で、毎年、園児のみなさんの自由な発想力だけでなく、育まれた創造力に、スタッフ一同驚かされます。
年長さん3クラスでの陶芸体験の開催となりますが、どのクラスの子どもたちも「いまからなにするの?」「とうげい、たのしみ!」と元気いっぱいに声をかけてくれます。
1人ずつ『土』を配ると、「これなに??」「これでつくるの?!」と少し驚いている子もいましたが、「つくっていいよー!」との和さんからの声かけに、一気に制作モードへと切り替わり、子どもたちの想像の世界が広がります。
「つめたーい」「かたーい」という声もチラホラと聞こえ、土の感触を確かめている姿もよくみられました。
あっという間につくりあげる子、お友だちと相談しながら楽しむ子、時間いっぱいまで悩みに悩んでつくりだす子。
それぞれが集中して土と触れあう中で、自分自身と向き合う、大切な時間を過ごしてくれているように感じました。
講師の和さんに積極的に質問する子も多く、作品づくりにとても意欲的に取り組まれていました。
作品が完成すると、嬉しそうに自分の作品を眺める子、作品について想いを話してくれる子、いろんなお友だちの作品をまじまじと見る子。それぞれに満たされた様子がうかがえました。
『陶芸』を通して、ただつくりあげるということだけでなく、子どもたちの『自分自身を感じる心』、また『友だちを感じる心』の成長の一助となればうれしい限りです。
素焼きから本焼きと、完成まで約1ヶ月。
どんなできあがりになるか待ち遠しいですね。
素敵な作品展になりますように。
あけぼの幼稚園さん、年長組のみなさん、ありがとうございました。