今日も異年齢の子どもたちで賑わっている、わぉ!子どものお城。
月に一度の、のりりんの音楽表現ひろばです。
子どもたちはのりりんが大好き。
何がすき?どこがすき?
きっと思いもかけないプログラムの展開、そしてそこに驚きと感動があること。
『音楽』とは・・・人の心を潤したり、豊かにするもの。それをたっぷり子どもたちに教えてくれるのりりん。「できた!」の前に、「なんか楽しかった!」と子どもたち。
そう!! これこそ音楽でいちばん教えたいところ!!
のりりんは公立の支援学校の元教諭。30年以上も子どもたちの前で音楽の授業されてきた、音楽と子どもの指導のプロ。そして自らさまざまな音楽の勉強をずっとずっと続けて来られた研究家。
そんなのりりんの今日の音楽ひろばは、みんなの名前からリズムづくり、そしてリズム遊び。
名前を使ったリズムあいさつのあと、異年齢のペアで名前を合体させたり、名前の文字を入れ替えて新しい言葉をつくったり。そしてその響きやリズムで遊ぶ子どもたち。
そこに、手拍子・楽器も加わり、子どもたちのワクワクがどんどん広がる。楽器を持つ子どもの身体が自然に動き、立ち上がって鳴らし始める子も。
最後はみんなのリズムがひとつになり、そのときにしかつくれない音楽を存分に楽しむ。
いまの子どもたちにいちばん育ってほしいと思う力、それは『感じる力』。
音楽の響きを感じ、自分の鼓動を感じ、相手の表情や動きを感じ、周囲の心を感じる。
ことばがなくても心を通わせることができる『音楽』って、やっぱりすごい!
あれ?新入団の子や、体験の子たちも、ひろばが終わる頃には、自然と名前で呼びあっている。
おとぎ話に出てくる優しい魔法使いのようなのりりん。そんなのりりんを前のめりで見つめる子どもたち。
「ねえねえ、次ののりりんに会えるのはいつ?」確認してから帰る子どもも。
わぉ!は3歳から小学校6年生までが一緒に講座を受ける。これが子どもが育つ一番の環境!
しかし、3歳の子も6年生の子も、同じ目的に向かって、楽しみながら活動でき、しかも満足して終われる授業。そして終わる頃には、異年齢の子どもたちが、心を通わせている。こんな授業ができる講師は、実はなかなかいない。
なので、何歳の子が居ようと、子どもが何人居ようと、どんな状況でも対応し、全員を笑顔にする音楽の時間がつくれるのりりんは、やっぱりまほうつかいに見えてくる。
これこそ子どもたちの心を育てる音楽の授業!!
のりりん、いつもありがとう!!